2024/04/30
トルコ出張に行ってまいりました。
愛知県東海市の食品加工機器メーカー。株式会社深谷鐵工所の深谷です。
3月28日から4月7日にかけて以前よりご贔屓にして頂いている
食品原材料のサプライヤー様のトルコ拠点へ出張に行ってまいりました。
日本の食糧自給率は約6割と高くはなく、食品の原料の多くも海外の農地で生産されたものが国内に輸入されています。
原料、得に野菜は水分を多く含んでおりそのままの形ですと腐りやすく、
また重量があり輸送コストがかかる為収穫地で加工をし国内に輸入される事がほとんどです。
そのような状況の為、食品加工機器メーカーである我々も海外の拠点でお仕事のご依頼を受ける事がございます。
私がトルコに初めていったのは1999年でした。仕事で渡航をしていますが、
現地での休暇は観光に充てたりもしています。
トルコはEU加盟を狙い成長を続けている国でありますが同時に政治問題、
宗教問題等の問題も抱えている国でございます。
25年間にわたり10回以上渡航してきた経験からトルコの変化について
私の所感をご共有したいと思います。
トルコの労働人口は若年層が占めています。
より高い収入を求めて、キャリア形成される志向が高学歴/若年層を中心に高まっています。
企業側もより高い利益を獲得できる最終製品の提供にシフトしています。
その中で、かつてから継続してきた中間製品の提供プロセスで
得られた品質管理や製造技術への着目が重要視されています。
サプライヤーならではのストロングポイントを引き下げて、新たな展開(販路)を進めていくにも
これまでに積み上げた基礎が重要であることが再認識されます。
海外出張など大きなスケールで仕事をされたい方。大歓迎でございます。
深谷鐵工所では設計職、技術職を積極採用中です。お気軽にお問い合わせください。
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